第129話「ガロプラG」



諏訪とレイジが指揮する(?)混成チームとアイドラ軍との戦闘。
ヨミのサイドエフェクト「完全並列同時思考」により、2体のアイドラが操作されます。
片方は黒江・木虎が倒すものの、ヨミは操縦するアイドラを変更。
黒江の韋駄天の、速度が速すぎて意識が追いつかないという弱点を見破り、
黒江に大ダメージを与えます。

ワートリの主人公4人はもちろん、玉狛支部のメンバーもほとんど登場しないという回。
色々な人物が活躍するのがワートリの魅力です。

笹森は、来馬さんや辻さんから「日佐人くん」と呼ばれているようです。
来馬さんはともかく、辻さんからのくん付けはちょっと意外。
まあ、二宮隊のメンバーの他の隊員への話し方自体まだあまりわからない部分も多いし、
辻さんは丁寧語の描写も多いし、基本的に紳士な隊員かもしれません。

その辻は笹森を内心で評価。「全体を見てる」
大規模侵攻での風間隊との一件により成長したというところでしょうか。
とはいえ、もう一方は黒江・木虎のA級が対応しているわけで、
A級クラスの辻が援護するとはいえ、B級中位の笹森で大丈夫かという不安はあります。

一方の黒江・木虎コンビ。
当初は加古さんが相手しようとしましたが、加古さんが抜けるとメインの火力戦で負けるとの嵐山さんの評により
スピードの相性のよさそうな黒江が役割を引き受けました。

どうやら加古さんはかなりの火力を持っているようです。
一方、木虎はそう火力は無いらしい。以前トリオンが少ないと示唆されていた通りです。
ただ、ワイヤーは戦闘の補助には向く。適材適所と言えるでしょう。
まあでも、黒江は木虎をやっぱりあまり好きでない様子。
「足引っ張らないで下さい」とは。
加古隊はA級6位、嵐山隊はA級5位なのだから、木虎のほうが上から目線でも不思議は無さそうなのに。
援護を買って出た木虎さんのほうは、黒江さんに好かれたいという意識も結構強そうです。

ヨミのサイドエフェクトは、確かに自分で戦場に出て戦うより、こうしてトリオン兵を操ったほうが有効活用できそうです。
トリオン兵を自分の動きと同じように操れるのなら、単純に2倍の戦力になるのだから。
一方、天羽のサイドエフェクトがヨミに相性良いのが面白い。
まあ、「操縦の面は薄いかな」との読み誤りはありますが、この読み誤りが致命傷になる展開はまず無いでしょう。
いずれにせよ2つのエースとそれ以外のトリオン兵を倒すのみだし。



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