2018年12月16日世界遺産検定1級


世界遺産検定1級を受けてきました。
2級以下のレポはサボって書いてないので、いきなり1級になってしまってすみません。

なのですがいきなり1級というのもアレなので、一応簡単にこれまでの流れを。

去年〜今年の春まで理科検定を受けてきました。
理系だけでなく社会科の検定も受けておきたいなと「旅行地理検定」や「歴史検定」を考え始めたのですが、
そんな中、春頃に書店で見つけたのが「世界遺産検定」の2級のテキスト。
当時、世界遺産と言われてもまともに知らず、日本にいくつくらいあるのかすら知らなかったのですが、意外ととっつきやすそうだし、地理や歴史の勉強にもなりそうなので購入。
始まりはそんな感じでした。

初心者だし、7月に4級を受けて順番に、と思ってたのですが、勉強を進めたところどうやら3級もいけそうだと判断、4・3級のダブル受検にしました。
その時は「勉強すれば9月に2級も行けるかもしれない。1級はさすがに難しいから来年」と考えていました。
9月の2級受検の頃、2級の合格はまず大丈夫そうだし、いずれ買うんだし、と、1級のテキストを手に入れました。
思いがけず2級までスムーズに来てしまったのと、「3回の試験で4級から1級まで制覇した人って滅多にいないんじゃ」という野心的な下心ともあり、12月に1級をチャレンジすることにしました。

当初の目標の上方修正なので大変なのは認識してましたが、色々情報を収集して、勉強方法を色々工夫して何とか当日を迎えました。


4級〜2級は、8割は取れていたものの9割は取れず、「もし1級でこんなミスしたら致命傷」というような問題も間違えてましたが(リューカン・ノトッデンの問題で南アメリカの国を選んでしまうとか)
その反省を踏まえて進みました。

ということで12月16日。

今回の場所は茗荷谷の拓殖大学。
世界遺産検定はかなり人気ある検定試験で、2級以下の時も人数は多かったですが、1級といえど1フロア100人ということで大勢の人がいます。
ともあれ試験開始。

今年登録された19の世界遺産が当然出るものと思ってたのですが見当たらず、初めて登録された12の遺産のほうが出て「こっちの登録基準を確認しておけばよかった」とかちょっと動揺したものの、
事前戦略をきっちり立てていたおかげで、割と順調に解けてます。
徳川家康…なんだっけと後回しにした問題もありますが、後から落ち着いて読み返してみると問題文にちゃんとヒントが書いてありました。

後半にわからない問題が集中していて、7割いってるかどうか微妙かなと思ったので時間ぎりぎりまで粘ることにしました。
この試験は制限時間の半分を経過したら退出可能になり、知識を覚えているかどうかの問題が大多数のため実際時間もかからないのか、2級以下の場合は割と多くの人が中途退出していたのですが、1級では結構多くの人が最後まで残ってました。
問題数も多いし、合格ラインぎりぎりの人が多い傾向だし、1点でも多くという気持ちはよくわかります。

ということで終了。
旅行地理検定の場合は解答がすぐ配布されるのですが、世界遺産検定の解答発表は翌日まで待つ必要があります。
とはいえ、知識を選択肢から選ぶ問題が大多数のため、テキストがあれば自力である程度自己採点できるので確認したところ、どうやら合格ラインの7割は超えた様子。
とりあえず一安心。

後はマークミスのないよう祈るのみです。

ただまあ、半年で一気に駆け上がったというのは素人の付け焼き刃感は否めないし、せっかく覚えたことを忘れてしまうのは勿体ないのも確かなので、今回合格していたとしても1級リスタ制度(合格者は安い受験料で再度1級を受けられる制度)で再チャレンジしたいと思ってます。

-----------------------

(2019/2/2 追記)

164点で合格していました。

今回の合格ラインは133点。割と難しかったようです。
ギリギリのラインだったらハラハラしただろうと思うと,大変でも、今後もそれなりに余裕を持った点数を目標に据えたほうが精神衛生上良さそうです。
(どっちが楽しいかは議論の余地もあるかもしれないけど)

せっかくなので振り返ってみます。
点数は基礎知識43/50、日本の遺産36/40、世界の遺産77/90、その他8/20と、
配点の低いその他は除いて8〜9割取れたわけですが、
まあ、合格のキーとなったのは世界の遺産の分野かなと思います。

1級の勉強法のサイトでは「基礎知識・日本を重点的に」とのアドバイスがよくありますが、
過去問を研究して「さすがに世界の分野を捨てるわけにはいかない」と把握したこと。
そして、2級までなら十分通用していた、ボイスロイドを使ったセイカ式勉強法が、
世界遺産検定の1級には効率悪いことに気付いて、早い段階でゲーム方式に方向転換したことが大きかった気がします。
人それぞれ自分に合う勉強法は違うし、もっと効率よい方法は探せば色々あると思いますが、
色々なジャンルにチャレンジして何が自分に合うかを探っていきたいと思います。

今のところマイスターを取るつもりは全く無く、
とはいえせっかく覚えたことを忘れてしまうのはさすがに勿体無いので、
今後は1級リスタをちょくちょく受けたいと思ってます。




戻る

トップページ