2019年4月21日応用情報技術者



情報処理技術者試験です。
昨年の情報セキュリティに続き、今年は応用情報になります。

情報セキュリティの時は午前は比較的余裕がありましたが、午後は冷や冷やなんとか合格。
応用情報は出来れば余裕をもっていきたいところ。

合格率は2割前後で、何も対策を取らなければ玉砕してしまう可能性も高いので、それなりに作戦を立てました。

午前試験はマークシート方式。
範囲も広く、初見では難しい問題が多いですが、情報処理試験の午前問題は過去問演習が非常に有効。
これが世界遺産検定1級だと過去問と同じ問題はほとんどなかったりするのですが、
情報処理は選択肢の並び順すら同じ問題がそこそこあります。
そして6割正解で合格。
未知の問題でも、計算問題や情報処理的な素養があれば出来る問題も多く、
そのあたりを苦にしていない人なら割と楽に到達できると思います。

午後問題は記述式のため対策が取りづらいのですが、
午前問題のネットワークまたはデータベースまたはアルゴリズムのいずれかが安定して取れるレベルであれば、「国語の問題」になってきます。
限られた問題で長い問題文を素早く理解して答えを見つける、という。
そこが難しいところで、うっかりハマってしまうと大量に時間を消費してピンチになるのですが。
ともあれ、そのあたりはしっかり認識して望みました。


気温はかなり暖かかったです。
会場は明治大学駿河台キャンパス。
駅から割と近いとはいえ、初見だと道に注意してないと迷いがち。


午前問題。80題。
知らない語句の意味を問う問題が結構出たものの、
全体で6割取れれば良いので、そういった難問を気にしてはいけない。
論理回路もオールアンドとオールオアだし、語句問題以外はそんなに難しい印象は無かったです。
まあ、やはり情報処理午前は過去問をしっかりやり込むのが最善。
とにかく6割とれてればよしの試験で、とりあえず8割近く取れてたので問題なしです。


午後問題は必須の情報セキュリティのほかに4題選択。
こちらも6割取れてれば良いのですが、記述式なので難しいところ。
とりあえずセキュリティを解いてみますが、割と迷ったものも多く、合否は選択問題にかかってきました。
アルゴリズムの問題を見てみます。ハマりそうだったらパスと思ってましたが、前半は難しくなさそうに見えたので選択することに。
多少時間がかかったものの何とか解き、次にデータベースへ。
データベースは選択しようと決めていたのですが、結果論でいえばシステム監査を選んだほうが良かったようです。
結構時間がかかった割には中盤のクエリの答えになかなか気づけず。

取っつきやすそうだった組み込み開発。
着実に半分以上は取ってると思うのですが、点を稼ぐには至らず。
ともかく、合格ラインの60点のうち、ここまでの4題で50点くらいは取れてそうなので、
最後の1題は満点狙いの博打ではなく、堅実に部分点が取れそうなものにしようと見渡しました。
難易度がぱっと見でわからないネットワーク系や記述の多い監査は危険に見えたので、
数字を埋める問題が多いプロジェクトマネジメントの問題を選択。
なぜそうなるかまで把握できなかったものの、とりあえず答えを埋められた感じでした。

確実性は無いものの、爆死といえる問題は無かったので6割ならまあ行けたかなという感触。
まあ、落ちてたらまた受けるだけですが、とりあえず一段落ということにします。

ともあれ、今回か、もしかしたら次回に受かったとしても、問題はこの先。
セキュリティスペシャリストか、システムアーキテクトか。あるいはいっそネットワークを勉強するか。
まあ、来年以降なのでゆっくり検討したいところです。

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6月21日合格発表。
午前得点 81.25点
午後得点 74.00点
ということで合格してました。(合格ラインは午前・午後それぞれ60点)

振り返ってみます。

午前問題については過去問をやり込むのが鉄則で、順当に合格ラインに乗せた感じです。
それ以上のことは無く、満点を狙う意味は全くなし。
今後も情報処理を受けるならその方針でいくだろうと思います。

午後問題は過去問を見た時から「国語の問題」というのは覚悟してました。
アルゴリズム・データベースは得意なほうだと思いますが、
過去問を研究したところ、問題によってはハマって時間を食う恐れがあることがわかりました。
国語の問題で、一部の問題に時間をかけて他の問題を解く時間が無くなるというのは致命傷。
なので、アルゴリズムやデータベースは、問題は見てみるものの、
難易度が高そうだったらあっさり捨てて、後半の文章題で勝負を賭ける作戦で。

まあでも、実際はどちらも割と解けそうだったので結局そのままいきましたが。

プログラミングとデータベースが9割、セキュリティ、組込み、マネジメントがそれぞれ6割くらい。
結果の点数を見ると割と予想通り取れていたようです。
「文章で答える問題の配点が異常に高く、かつ採点基準が異常に厳しい」といった意図的な採点が無い限り大丈夫だとは思ってましたが、
とりあえず一安心。
結果的に見れば「得意分野で稼ぎ、それ以外でも半分は取る」という、割と典型的な合格点の取り方だったと思います。


さて来年はどうしたものか。
そろそろ論文系に行くべきかもしれないけど、もうちょっとゆっくりしていきたい気もします。




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