2019年7月20日2019 行政書士 到達度確認模試 第1回



法学系にチャレンジ、ということで、行政書士試験を狙ってみることにしました。

なぜ行政書士か。
まあ色々理由はあるんですが、
多くの資格マニアさんのサイトで定番になっていた、という理由が結構大きいです。

自分自身に商才があるとも思えないし、転職などは欠片も考えてないのですが、
比較的多くの人に目標にされている資格だし、難易度もそこそこ高いし、法学チャレンジには手頃に見えました。


とはいえ、試験本番は年1回、11月。
それだけを目標に黙々と勉強する、というのもつまらないので、各種予備校の模試を受けることにしました。
本番の大会の前に、練習試合も組み込んでみたノリです。

このページには、「予備校で本試験と同一形式で行われる模試」も書くことにします。
テストはテストだし、ということで。


模擬試験について調べると、一番早い時期にあったのがLECの模試。
ということで、法学デビュー戦はこのLECの模試ということになりました。


行政書士試験を勉強した人なら周知の事実ですが、
行政書士試験は300点満点で、180点以上が合格です(一般知識24点以上が条件)。

そして、平成初期と最近とで試験の難易度は雲泥の差。
今は、過去問を90%完璧にしても、本番では40%しか解けない、と言われています。

とはいっても、実際問題、どう勉強するかといえば過去問を中心にするしか無さそうで。
合格道場のサイトの過去問をひたすらやって、自分なら現場思考の問題はそんなに苦手にはならないはず、と信じて突き進みました。



LECの新宿エルタワー本校。
今日は自由席。
部屋にはざっと30名といったところ。
割と高齢そうな人も見かけました。


ということで開始。
文章理解の問題や記述式のような時間のかかる問題を先に解く形で進めました。
そんなに難易度の高くない文章理解は、おそらく一般知識のキーポイントになる。
そして記述式は、最初に言葉が思い浮かばなくても、3時間の長丁場、他の問題を解いてる時に思い浮かぶ可能性がある、という作戦です。

……

長いような短いような3時間も過ぎ、終了。
解答解説をもらえたのでさっそく自己採点しました。

基礎法学 1/2
憲法 3/5
行政法 11/19
民法 5/9
商法 2/5

多肢選択 9/12

一般知識 8/14

ということで、記述式を除くと138点/240点と明らかに合格点に届いていないですが、
記述式が3つとも大意はあっている文章を書けたので、どれくらい取れているか、ということになりました。
「仮の差止めの申立て」を「仮の差止めの請求」、「瑕疵担保責任」を「担保責任」など細かいミスはあるので、どれくらい減点されるか。

まあただ、下手に合格ラインに乗って今から調子に乗るのも良くないので、とりあえず「惜しくも届かなかった」と思っておきます。

点数を見る限り行政法で落としてます。
でも、手も足も出なかった問題もありますが、まあ言われればそうだな、というミスも多く、
今後そういったミスを少なくしていくにはどうするかが考えどころです。

「処分の内容の見通し」そんなところで引っ掛けてくるとは思わなかった。

まあただ、1度引っかかったとしても、他の4つの選択肢をしっかり判断できれば気が付くはずなので、まだまだ勉強不足、と言えそうです。

それ以外は健闘でしょう。
今回は記述式が思ったよりすんなり書けたし、憲法・一般知識も順当。多肢選択もこれだけ取れれば十分です。
民法は伸びる余地はありそうですが、あまり欲張れない科目でもあります。

ただ、今回はたまたま記述が結構書けたけど、今後も必ず書けるとは限らないだろうし。
行政法の点数を伸ばし、商法会社法も捨てるつもりは無いので、半分以上取れるようにどう持っていくか、というところです。

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8月13日、結果が出ました。

記述は44点で、総合182/300点でした。
ギリギリですが一応合格ライン突破。

「やっぱり結構減点されるなー、でもよく引っかかったものだ」という感想。

法令択一は106点で、平均点を11点しか上回ってませんが、
記述の44点で、平均点を21点も上回ったのがかなり効いてます。
一般知識はほぼほぼ平均点。

はっきり言って今回は「記述に救われた」以上の何物でもなく、
合格安定圏に入るには、択一でもう少しレベルアップが必要なようです。

とはいえ、順位や問題別の正答率が出るのは面白いです。
いちおう上位4分の1には入っているので、今後どうキープしていくかってことになります。

せっかく合格ラインに乗ったので、このまま調子にのっていきたいところ。



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