2019年12月1日法学検定試験 アドバンスト(上級)コース



法学検定を受検してきました。

申し込んだ時は、せっかく行政書士で法律を勉強してきたのだから、
科目が似ている法学検定もそこそこ対応できるだろう、という軽い気持ちでした。
でもやはり、行政書士試験終了後のモチベーション低下は避けがたく、勉強もなかなか手につかず、
「まあ、落ちてもまた来年受ければいいや」くらいの気持ちになってました。

ともあれ行ってきました。

場所は東洋大学白山キャンパス。

駅から出ると、明らかな法学検定受検の女子大生っぽいグループが会場に向かおうとしていたので、
(法学検定の過去問を手にしていた)
会場までそのままついていきました。
割と大学生が多いのかなと思いましたが、
その女子大生グループとは教室が違ったので、彼女たちはベーシックだったのかも。

アドバンストは割と高齢の人も見かけました。
試験官の人がかなり厳格なタイプなのか、そもそも試験自体が厳格なのか、
行政書士試験よりも厳しいのではないかという雰囲気の中で行われました。

東京なので広い教室で「思ったより大勢いるな」と感じました。
まあ、行政書士は都内でも複数会場で複数教室使っていたので、
さすがにそれに比べればずっと小規模なのですが。

試験は2時間半です。
点数の取りやすいと思われる順に解いていきました。

行政法→民法→商法→憲法→刑法→法学基礎論。

文章理解や記述式がない分、余裕があるかと思ってましたが、
実際にはぎりぎりでした。
最後のほうはあまり文章読めませんでしたが、
刑法はほとんど勉強できてない分野なので高得点はもともと無理なので大して影響なかったかも。

法学基礎論は10題中5題選択なのですが、易しい問題がなく、
0点になるのではと冷や冷やしました。
まあ、まだ模範解答が出ていないので、0点になってないとは限りませんが。
それを言ったら刑法もですかね。
ほとんど現場思考でした。

他の科目はさすがに0点は無いと思いますが、
憲法は難しかったです。
行政法、民法はそこそこですかね。
ここで高得点が取れないと合格は厳しいところ。
商法は組み合わせ問題がほとんどなので、行政書士試験で揉まれた身としては得点源にしたいところですがどうだったか。

合格のためにはこれら4科目がキーになるのですが、何とも言えないところです。



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翌日解答が出たので自己採点しました。

法学基礎論:4/5
憲法:7/10
民法:7/10
刑法:6/10
商法:9/10
行政法:8/10

ということで、合計41/55

合格ラインは毎年変わるので現状不明ですが、
過去の合格ラインは30点台の前半〜後半で推移しているので、
よほど難易度が下がってない限り頂いたようです。

それにしても自分でいうのもなんですが、見事な安定度。
刑法が6問取れたのは完全なまぐれですが、
それ以外は行政書士で揉まれた成果といってよいと思います。

それでも法学基礎論・憲法は難しかったと思いますが、
商法はほとんどが組み合わせ問題ということもあり、やはり易し目だったのかもしれないです。


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2020年1月、結果が戻ってきました。
自己採点通り41点で、見事にexcellent合格でした。

この試験は順位が出るようで、総合順位が17位となっていました。
また、excellent合格は41点以上。
もし、運で取れた問題を何か一つ落としてたらexcellentでは無かったわけですが、
合格は合格だし、この際そんなことはどうでも良いです。

成績を見ると、偏差値が60を超えていたのが
法学基礎論、商法、行政法。
民法が59.5で、憲法、刑法が55付近でした。
合計は65.3。
偏差値65超えあたりがexcellentの基準かもしれません。

まあ、行政法はともかく、商法に救われたというのが大きいでしょう。




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