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育成ゲームの話



スマホのゲームには、不思議な魅力がある。

ここでいうゲームは、FGOやぷよクエなど、カードを集めて戦いを有利にするタイプのこと。

こういったゲームには中毒性がある。
ゲーム内でのイベントがあれば、生活の中心がそれになることもよくある。
莫大な時間をそれにつぎ込むことになる。


この時間を勉強に使えれば……

そうは思っても、楽しい物に手が伸びる。
それは当然のこと。


中毒性の原因は何だろう

スマホのゲーム。 そんなに夢中にさせられる原因は何か。 ストーリー? 楽しいストーリーなど、世の中には本や映画を探せばいくらでも見つかる。 その中でスマホゲームが突出しているとは言えないだろう。 では、ゲーム性? ゲーム性の定義は議論の余地があるが、スマホゲームの戦闘にゲーム性がそれほどあるとは思えない。 ぷよクエはまだしもパズルっぽいが、戦略や戦術はそれほど必要としていない。 スマホゲームのイベントで何度も周回する時は、実はゲーム性など不要で、 むしろ「何も考えずボタンを押すだけ」のほうが好まれることもある。 では…… 考えた末、どうやら、次の2点が、スマホゲームに夢中になる大きな要因だろうと結論づけた。 「カードを収集すること」 「手持ちのカードを強くすること」 それなら、これを利用すれば、「スマホゲームに夢中になるように勉強に取り組める」ことが可能になるのでは。 そう思って、育成ゲーム勉強法を考えてみた。 ゲームでカードが手に入るといっても、ボイスを無視すれば、カードとはしょせん「絵」に過ぎない。 だったら、googleで検索して出てきたイラストの中で、好きな絵を「カード」とみなして、 特定の条件を達成したらそれが手に入ることにすれば良い。 絵の著作権は、これはどう見ても「私的利用」の範囲だから問題ないだろう。 自分で見るだけで、他人には絶対に公開しないのが大前提なので。

「カードを手に入れる」

問題を1回解いたら1ポイント。 解けなくても、解答を読めば1ポイント。 ポイントが貯まって基準点に達したら、カードを手に入れられるルールにした。 最初は数日で1枚手に入るくらいの基準点。 慣れてきたらもっと間隔を開ける基準点にした。 エクセルか何かに、基準点と、その点数で手に入るキャラクター名を書いておく。 キャラクターは、世の中の誰かが描いていそうなキャラなら何でも良いが、自分のモチベーションを上げるキャラにする。 例えば、雨取千佳のカードは1000ポイント、麗日お茶子は1700ポイント、林田藍里は9900ポイント。 日々ポイントを溜めて、ポイントが貯まって基準点に到達したら、 googleでキャラクター名を検索し、イラストから気に入った絵を選ぶ。 選んだら、「カード用」に用意したエクセルファイルに張り付ける。 フォルダに絵を保管するのでも良いが、せっかく手に入ったのだからすぐ目につくようにしたほうが良いだろう。 これで、自分の好きなキャラクターのカードが手に入った。 もっとも、少女キャラよりも、本当は、偉人のカードとか世界遺産のカードとかのほうが教養上良いのかもしれないが、 自分にとってどうすれば継続できるかを考えて、理想より現実を取るべきだろう。 他人に見せないというのは絶対条件だし、自分が楽しめるものが最適だと思う。

「カードを強くする」

特定の問題を解いたらカードに経験値が入るようにすれば良い。 スマホのゲームのパラメータはしょせん数値データだし、自分が手に入れたカードに数値をつけても別に問題ないだろう。 最初は、攻撃力・防御力・HPなどを設定しようと考えた。 そのほうがゲームをしている感がある。 問題が不正解だったらHPを減少させ、減少量は防御力が増えれば減り、時間が経てば回復し、等々、いろいろ考えた。 でも、その計画は、数日で挫折した。 複雑すぎる計画は、続かない。 凝ることより、「続けること」を最優先にするべきだった。 そこで、ずっと単純にした。 強化できる数値は「好感度」だけにした。 特定の問題を解いた場合、手に入れたカードの中のどれかの好感度を増やすことができる。 市販のゲームに「好感度」があれば、それは「キャラからの自分への好感度」だろうが、 この場合、「自分からのキャラへの好感度」かもしれない。 どうでも良い。 いずれにせよ、シンプルに好感度が上がるルールにした。 当初は「よし、このキャラの好感度を上げよう」など燃えたりした。 自分が、思っていたよりもWake Up Girls!のの林田藍里ファンだったことに気付かされた。 でも、しょせん数値。 好感度といえど、徐々に惰性になってきた。 でも、割と続いているので、まあいいかなと思う。 スマホゲームだって、やがて刺激が薄くなっても、「面白さ」よりも「惰性」で続けることも多い。 惰性になるまで続けられるのなら、勉強法としては成功の部類だと思う。

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