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法学検定は行政書士試験との親和性が強い。 現在、行政書士試験は11月にあり、法学検定は12月。 科目も、憲法・民法が共通していて、法学検定では行政法や商法を選択できる。 資格マニア的なサイトでも、行政書士と法学検定をダブルで取得している人は結構見かける。 ・スタンダードかアドバンストか 法学検定にはベーシック、スタンダード、アドバンストの3階級がある。 行政書士受験者がチャレンジしやすい階級はどれか。 難易度としては、アドバンストはそれなりに難しいので、 資格・検定の取得数を増やしたい資格マニア的発想であれば、スタンダードが良いのだろう。 とはいえ、行政書士試験で合格レベル付近まで実力を伸ばしていたなら、アドバンストもそこまで難しくない。 商法を捨てていたら話は別だが、ここ数年では商法も「捨てるべきでない」という流れになっている。 標準的な難易度の問題をきっちり解けるようになっているならば、 アドバンストといえども、残るは法学基礎論と刑法のみだ。 法学基礎論と刑法については1ヶ月で勉強しなくてはならないが、法学基礎論は解きやすい問題を選択できるし、 刑法も、0点にさえならない程度に勉強すれば、十分合格の望みはある。 行政書士試験には、現場思考で解くべき難問も結構あったが、法学試験についても、現場思考は割と通用する。 ・法律の勉強の目標として。 法律を勉強して実力を試す場としては、行政書士試験より法学検定のほうがずっと相応しい。 行政書士は、一般知識と記述式問題の重要性が高く、これは年によって難易度がバラバラなので、 ある程度法律の実力があっても、合格ライン付近では、合格には運の要素がかなり強くなる。 法学検定のほうは、受検者の得点具合によって合格ラインが調整される。 特定の問題のみに合格が左右されるということも無く、勉強して実力を上げれば点数を伸ばすことが出来るという、 ある意味、チャレンジし甲斐のある試験だと思う。 偏差値や順位が出るのも良い点だと思う。 世界遺産検定みたいに安い受検料で何度もチャレンジできるリスタ制度があれば、 何度もチャレンジして順位を上げるのを目標にすることも考えられた。 とはいえ、点数を上げるのはとても労力がかかりそうなことも確か。 まあ、上級を取ってよくやったということで、ひとまず卒業としたい。
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