ついにアニメワールドトリガーも「第1期」の最終回。 4月10日から後番組が開始ということは周知されていましたが、 このワールドトリガー自体がどういう扱いなのか、なかなか情報が出てきませんでした。 「第1期の最終回」という表現が出てきたのが、なんと前日夕方の公式ツイート。 ファンとしては、今後に期待を持てるいい発表かと思います。 もちろん原作のストックがもうありませんので、 すぐに第2期というわけには行くわけがない。 このまま人気を保ったとして、最低半年、おそらく1〜2年は待つ必要があるでしょう。 とはいえ、ワートリは「熱いファンの比率が高い」という特徴があるようで。 アニメが終わっても、原作人気は保たれたまま続くということも十分考えられます。 最近は休載がほとんど見られなくなったのも、いい流れかと。 さて、どのような締め方にするか興味深い回でしたが、 基本的に原作どおりに進みました。 やはりスタッフ陣は第2期をする気満々で、 そのために、オリジナルエピソードは極力入れない方針にしているのだと思います。 前半で木虎のスパイダーレクチャーと、遊真と加古さんたちのやり取り、 後半ではガロプラ侵攻に対する防衛のさわりと、ランク戦開始まで、と。 現在の原作がランク戦開始直後ですので、ある意味ほぼ追いつくところまで進みました。 もちろんガロプラ戦の流れや決着はありませんので、そのあたりは2期のお楽しみかと。 2期のお楽しみになる要素は極力カットされた感があります。 まあ、原作では「ランク戦が中断するか否か」も楽しみの一つではあったので、 開始まで描かれたということは、侵攻結果へのネタばれになってる気もしますが、 スパイダーや鉛弾を教わってランク戦が中止ということも考えづらいからそこは良いか。 ガロプラの作戦会議や新しい隊の登場については、2期にあらためて描かれるでしょう。 木虎のレクチャー、以前修が手に手を取って模擬戦をした回にも触れられていて そのあたり、アニメのこだわりが見えて良かったと思います。 個人的には、やはり木虎の、心の中で言った三雲の戦術を認めている台詞と、 遊真の実力を認めてる台詞が好き。 それと、綾辻さんが大福に喜んでいるシーンも良いですね。 三雲がスパイダー、千佳が鉛弾について話し始めたシーンも追加されて、 これも良かったと思います。 どう生きていくのかは、これから原作で、ということですが、 三雲隊長とともにわくわくしてきます。 後は、とりまるが木虎にお礼を言ってるシーン。 やはり三雲は師匠のとりまるにちゃんと報告してるようですし、 だいぶ以前に「修と同い年だったな、稽古をつけてやってくれ」と言った伏線回収にも見えます。 そして、100倍楽しむ講座で迅の言ったとおり 「一旦最終回」「未来は無限に広がっている」ということで、 今後どうなるか。 現時点では全く決まっていない、というのが正直なところでしょうが、 原作人気の動向によって1〜2年後の再開は十分考えられると思います。 ということで、未来に期待したいところです。
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