第143話「三雲 修M」


遊真はスコーピオンで傷にふたをします。
出水の反応からして、今まで誰もしなかった発想のようですが、
こうなるとスコーピオンがかなり万能な武器になってきました。
足のかわりにしたり、体のあちこちから攻撃できたり。
遊真がスコーピオンを選んだのは、純粋な攻撃以外にも色々出来そうだったという
理由も大きいかもしれません。

柿崎隊で残るは照屋さん一人。千佳に近づき、頑張って欲しいところ。

一方、香取隊は、香取が正面から修の気を引き、他の二人が後ろから攻める作戦です。
気を引くやりかたが「話しかける」というのがらしいというか何というか。
素直に華さんの作戦に従う香取がいいですね。なんだかんだで華さんのことは頼りにしているのか。

遊真は修をフォロー。修が見事に2点取ります。
ようやく試合がかなり動いた感はありますが、
三浦の「この二人は強い」の台詞、良いですね。
今までは遊真だけだった、けどここにきて修も強いと認められるようになった。
まあ、遊真とのコンビとしての話で、単独ではまだまだかもしれないですが。
いずれにせよ、現状香取隊よりも格上感、B級中位よりはるかに上という感じはあります。

香取が遊真への攻撃を躊躇したときに「あ、迷った」と一瞬で気づく解説者はさすが。

ここでもし迷わず攻撃していたら、遊真ベイルアウト、で、修も一人では香取たちに勝てないでしょうから、
遊真と千佳の点は柿崎隊に取られたとしても、照屋と香取・三浦の対決となり、
最終的に生存点含め4点取って勝利した可能性は高そうです。
そういう意味では、玉狛には運も味方したか。
とはいえ、遊真の傷が浅ければ、そうそう香取にはやられないでしょうけど。

玉狛は4点を取り、ほとんど勝利は確定的、といいたいところですが、
実のところまだわからない。
遊真があと1撃程度で落ちる状態であれば、香取の攻撃で遊真がヒットした時点で
どう転ぶかわからなくなります。
メタ的にも、玉狛には既に4点入っているので、ここで点が止まったとしても
B級上位復帰の望みはそれなりにあるし、生存できなかったことがヒュース加入への動機付けにもなるし。
まあでも、ここはスカッと勝って欲しいところ。

華さんが謝っていますが、香取は目の前の敵には怒りを感じても、
華自身には怒ってないように見えます。
試合中の作戦にも従っていたし、一目置いているのでしょうか。



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