第142話「柿崎 国治」


柿崎隊長の過去のエピソードが語られます。
嵐山さんと一緒にインタビューされた姿、そして柿崎隊隊員入隊の話。

この試合、意外なほどにじっくり描かれています。
まあ、照屋さんは数少ない女性戦闘員なので、気になるといえば気になるんですが、
三雲隊圧勝ですんなり終わるかと思いきや、相手チームもじっくり描写。
どのキャラにもきちんと背景がある、ワートリの魅力ではあります。

家族と市民から一方の選択。
嵐山さんは常人離れした冷静さで回答していましたが、
答えに窮するのがあのくらいの年齢の普通の反応だと思います。
逆にマスコミ側は何を思ってそんな答えに困るような質問をしたのか。
市民を守ろうと頑張る人たちの足を引っ張ってどうしたいのか。
見る人の反発も生むだろうし。

照屋・巴の二人はかなり優秀な新人だったようで、
入る隊の選択によっては、既にA級になっていた可能性もありそうです。
そのあたりは柿崎さん自身がいちばん責任を感じているようですが、
本人達は柿崎さんを慕って入ったのだから気にしてなさそう。
まあ、村上、那須、東といったあたりがB級中位〜上位付近にいることからしても、
個々の隊員がA級・B級のどちらに所属してるかは、そこまで絶対的な差ではないんでしょうね。

ともあれ、柿崎の意地で遊真が負傷。
玉狛優勢だったとはいえ、ここで遊真が落ちるようだと一気に苦しくなります。
千佳が人を撃てない、照屋が無傷で残っている、という状況なので、
三雲がいかに健闘しようと勝ち残れないでしょう。
8点取れなければ上位に行けないわけではないので、
メタ的に遊真が落ちる可能性が無いわけではないですが、
新技を披露してここで苦戦というのはちょっとつらい。
どうなるか。


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