香取の過去回。 ここでまるまる1話過去話が入るとは。 結構長い試合になっているだけにかなり意外でしたが、 来週巻頭カラーのため、そこにクライマックスを持っていくためかもしれません。 香取葉子ちゃんと華ちゃんの小学校時代の話になります。 女の子2人の可愛らしい友情話、といいたいところですが、 さすがにほのぼのとした話ではさすがに無いです。 全体的に華ちゃんの、子供にしては異常なほどの落ち着きっぷりが印象的です。 勉強と将来のことを考える先見性。 葉子ちゃんが華ちゃんを好きなことがかなり伝わってきました。 勉強ばかりして、鼻につきそうな気もするのに、そんな様子もないし。 一方、華ちゃんは葉子ちゃんのことを好きだったのだろうか、というと、 よく遊びにきていたし、助けた相手は葉子ちゃんだったし、 感情はあまり見えないものの、好きだったのは間違いないところでしょう。 それにしても、「余裕でしょ、アタシ天才だし」の笑顔は可愛い。 この頃の葉子ちゃんはかなり表情豊かそうです。 逆に言うと、今の年齢になった香取の笑顔を見た記憶はない。 もっとも、華さんのほうは、今も昔も笑顔を見た記憶はないんですが。 この先、この二人の笑顔が描かれることがあれば、 その時こそが逆境にある彼女達の新たな出発点になるのかもしれないと思いました。
□ ←第143話に進む
| 第145話に進む→
□ 感想のページ
□ WORLD TRIGGERについて語るページ