第145話「玉狛第2L」


祝・3周年ということで、表紙+巻頭カラーです。
表紙は遊真と修、復習レポートのページがあり、
見開きページは駅の改札前にいる主役4人と鹿。

前回のカラーはエネドラッドが登場した頃でしたっけ。
ちょうど本格的にジャンプでも追いかけ始めた頃だった記憶があります。
ぜひ今後も何周年でも続いていって欲しいものです。


さて、ついに決着の時、ということで、香取隊・柿崎隊との対戦も終盤。
各隊の女性隊員が奮闘します。
ストーリー的に三雲隊が勝つことは予想できても、回想等の後ということもあり、相手チームも応援したくなるところ。

建物の破片で鉛弾を防御する照屋さん、さすがです。
間違って手に当たったら斬らざるをえなくなるところ。
まあ、鉛弾はそこまで速くないから問題ないのか。

もし破片を持ってなかった場合、服を脱いでそれで防ぐという手もあるだろうか。
照屋さんは平然とやってのけるかもしれませんが、周囲が許さなそう。

千佳のハウンドが登場。すごい迫力。
さすがの照屋さんもこれには捕らえられます。
アイビスは無理にしても、千佳のトリオン炸裂ということで強烈な一発。

ここで照屋さんが捕まりながらも千佳を倒しますが、
もし照屋さんが銃も撃てない状況だったら、展開はどうなっていたか。
千佳がとどめをさせない前提なので、
千佳は遊真たちの援護に戻るそぶりを見せることになるでしょうか。
そして、万一、生き残ったのが香取で、香取・千佳・照屋の3人の対決になったら……
これはまあ香取が勝つ可能性が高いでしょうが、もし、千佳がハウンドで香取も捕らえた場合はどうなるか。
動けるのが千佳一人となれば、目をつぶってとどめの一撃を撃つか、やはりどうしても撃てない、となるのか。
気になるところです。

照屋の自主ベイルアウトは正しかったかどうか。
時枝先輩が「妥当な判断」と言っているので、おそらくそうなんでしょう。
とはいえ、遊真がベイルアウト寸前なので、
遊真・香取・三雲が相打ちの形で倒れる可能性もそれほど低くも無い気もするのですが。
まあ、相手が遊真や香取であれば千佳相手のように射撃が効く可能性はほとんど無いし、
相打ちを望むのも虫が良すぎる、ということで、妥当な判断ということになるのかと思います。
まあでも、ランク戦のポイントだけを考えるなら、
三雲隊は再上位入りが濃厚なので、三雲隊に照屋が倒されてもう1点入ろうが、柿崎隊にはほとんど影響はない。
それよりも、生存点2点の可能性を残すほうが得策のような気もします。
もっとも、B級中位のライバルになる可能性がある香取隊に点を渡したくないという考えならば、それはそれでありか。

香取の最後の勝負。
「勝ちの目はもうないけど」と言ってますが、「勝ち」の定義はやはり生存点の有無ではなく、点数が相手より上かどうかなんですね。
そういえば二宮隊も生存点なしで勝っていた。

出水をも驚かせる香取のワイヤーの扱いはさすが。
実力者としての見せ場がようやく出てきました。

最後、香取自身にワイヤーがついていたとは。もしこれがなければ最後どうなったか。
遊真のことだし、長く伸びるスコーピオンは香取からある程度距離を保っても使えそうだし、やはり香取が敗れていた可能性は高いと思いますが、
遊真があと一撃で落ちる状態だったので危ないといえば危ない。

遊真が生き残り、玉狛が勝ったような描写ですが、意外とこの直後に遊真がベイルアウトの可能性もゼロではない気もします。
さすがに傷口からのトリオン漏れはおさまった描写ですが、ベイルアウト寸前の香取の意地の一撃で……
まあ、もしこの後遊真が落ちたとしても、柿崎隊に点数が入って玉狛の生存点が消えるだけなので、香取隊にとって得にならない気がしますが。


さてさて、キャラクター人気投票開催。
現在進行形で見る人気投票は初めてで楽しみです。
キャラ紹介がありましたが、主役の玉狛第二メンバーが、普通にランク順にB級の真ん中あたりに入ってるのが面白い。
まあ、BBFもそうでしたが。
鈴鳴第一は玉狛と対戦した時はB級中位でしたが、上位入りしている現在は東隊よりも上にいるし。

ただ、応募券制でキャラクター1人、15巻の帯の応募券と含めて事実上一人2票というのが
大丈夫かなと気になります。
これだけキャラが多いと、票が分散されて主役クラスでも落ちる可能性があるのでは。
3票投票できれば1票くらいは修や遊真に入れていた票が、本命キャラのみに絞られることになり。
まあ、ネタ票は減るとは思いますが。
柿崎・香取隊戦直後ですが、この2隊が必ずしも有利とはいえない、予断を許さない争いになりそうです。


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