アニメ第63話「反転する未来」



決戦も最終局面。
いつもより早いオープニング曲。オリジナル編の最終話だけあります。

リリスを取り込んだギーヴをカロンは自爆させようとします。
ゼノたちを巻き込んで自爆させればカロンの一人勝ちか、
とはいえ、カロン自身も巻き込まれるだろうに、意に介さないのか。


リリスの提案は、自分も自爆してギーブを押さえ込むというもの。
確かにそれしかなさそうな雰囲気で、その流れになるかと本気で思いました。
でも、そうはさせないという三雲隊長はさすがというか一直線というか無謀というか。

リリスを本部に引き渡さない件について、なかなか三雲を信じようとしないゼノ様。
どう説得するのかと思っていたら、出ました。三雲の決め台詞。

「僕がそうすべきだと思っているからだ」

客観的に見ての説得力はわかりませんが、かっこ良かったというか、
三雲らしくて良かったです。
このときに未来が変わったという迅さん。どう変わったかは気になるところですが、
まあ、順当に、修とゼノが協力することによって街は救われることになった、というところか。


外部からは、「あげせん食う」の迅さんが登場。
そして、風間隊、嵐山隊が現着。
この2隊の活躍度はA級の中でも抜きんでています。
まあ、隊が偏るのは大人の事情なので仕方ないところですが、加古隊くらいは活躍してくれても良さそうなのに。
他に、那須隊、東さん率いるスナイパー陣、太刀川さん、と、どんどん戦闘に加わります。
那須さんのバイパー姿、綺麗でいいですね。

まあ、皆さんほとんど顔見せだけで終わってしまったのが残念といえば残念。
キャラ多いから圧勝だろうし、仕方ないところですが。

修が千佳とのトリオン臨時接続。
今までなかなか使わなかったのは、トリオン機能障害を恐れてのことだったようで。
ゼノのトリオン兵によるガードもあったり、
戦闘での見所が色々あってさすが最終局面という感じでした。

ギーヴとカロンは自爆してしまいます。
爆発の被害を救ったのはA級隊員たちのシールド。
玉狛第一やいずみんたちが並んでいた姿、
ランバネイン戦での決め手だった「周囲の人間がシールド」を思わせたかっこいいシーンでした。
カロンたちもよく戦ったけど、こっちはチームなんでな、ということで、数の力の勝利です。

ラスト、ゼノ様「ありがとう」とリリスと旅立ちます。
リリスの遊真たち三人へのキスはほほえましい。
いや〜ゼノ君、ほっぺたくらいは許してあげようよ。
今後いくらでもそれ以上のことできるんだし……たぶん。


ともあれ、ゼノ様シリーズ終了。
乱星国家の話ということで完全に区切り。
何ごともなかったかのように、後腐れなしで原作の続きに戻りそうです。

個人的には、嵐山さん登場の回、三輪さんの風刃起動の回が特に印象的でした。
水着回、リリスのファッション・木虎のショップ店員回、遊真の黒トリなど、
見ごたえある回も多くて良かったと思います。

心配なのは今後。
原作に戻るのは良いですが、そうストックがあるわけでもなく。
また早々にオリジナル展開にならないとまずい気がするのですが。



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