前半で今までのランク戦を振り返り、 後半でヒュースの本部でのやり取り、そしてしゃべるラッド登場までです。 最初の振り返りは、 オリジナル展開で本編の展開から離れていたので、 それを思い出すためにも良いと思います。 原作にのストックもあまり無いので、 ゆっくりやっていったほうが何となく安心。 エルガテス編により、ランク戦が1週間繰り下がりました。 大丈夫かな。 まあどこかでつじつまを合わせるんでしょうが、 まだ原作でもランク戦が終わったわけではないし、 当分ずれたまま進行しそうです。 最初の一戦で遊真・千佳の力を誇示しすぎたと気にする修。 だけどここは小南先輩の言うとおり、 B級中位程度で小手先の騙しを使っていっても仕方ないでしょう。 さて、オープニングですが、一部変更が入ってます。 歌自体は3月まではこのままでしょうから、 アフトクラトルの時同様、絵もそのままかと思っていたのですが。 オペレーターのエスカレーターの場面で、新しい人が追加され。 そして、何より、 「たとえ地球でキミだけが孤独になったとしても ワタシはキミの味方になれるっ」の部分。 先週までは、ゼノ様が孤独に歩いていたところに、 リリスが後ろから飛びつき、ギーヴたちと相対する、という、 「孤独=ゼノ様、ワタシ=リリス」という構造でした。 今週は一人歩いているのは三雲。 そして、視線を変えると、嵐山隊、出水、黒いラッドなど おそらく2〜3月で活躍するであろう人たちが。 ヒュースもそうですが、何よりインパクトあったのが唯我。 これらの人が「ワタシは修の味方になる」と なるほどー、と笑ってしまいました。 まあ、ランク戦の敵もいるので、描かれた全員が全員味方では無いのですが、 A級の人たちは味方といっていいでしょうね。 もっとも、「ゼノ様にとってのリリス」的存在とすれば 修にとっては玉狛の人たちのほうがふさわしい気はしますが。 後半はほぼ原作どおりなのですが、 エルガテスの話をちょくちょく混ぜてきているのが印象的です。 確かに直前にあった出来事だから、無視するほうが不自然。 ヒュースへの尋問で、きぬたさんの台詞に瞳を黒くする遊真。 原作では「ふむ」だけでしたが、嘘に反応したことがわかりやすくなってます。 それと、「うさばらししたければすればいい」の台詞、 てっきりヒュースかと思ってましたが、遊真の台詞でした。 原作を見直してみると、確かに遊真の吹き出しの形です。 きぬたさんが修へ責める台詞、修が謝るとすぐに、 今後気をつけろよという感じになりましたが、 このあたり、きぬたさんが本当に性格が悪いわけではない様子が よく現れていると思います。 菊地原も、一見性格悪そうで実際はそうでもないというあたりは同じ。 さて、しゃべるラッド登場。 100倍講座でも正体はネタバレという話でしたが、 「正体が存在する」ということを匂わせた時点で 原作未読の視聴者にもわかってしまいそうです。 単に「ラッドの突然変異種」と思う人もいそうですが。 まあ、ラッド捕獲の頃からずっと見ている人には、 この特徴あるしゃべり方で正体はわかってしまいますかね。
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