アニメ第64話 「アフトクラトルの捕虜」


前半で今までのランク戦を振り返り、
後半でヒュースの本部でのやり取り、そしてしゃべるラッド登場までです。

最初の振り返りは、
オリジナル展開で本編の展開から離れていたので、
それを思い出すためにも良いと思います。
原作にのストックもあまり無いので、
ゆっくりやっていったほうが何となく安心。

エルガテス編により、ランク戦が1週間繰り下がりました。
大丈夫かな。
まあどこかでつじつまを合わせるんでしょうが、
まだ原作でもランク戦が終わったわけではないし、
当分ずれたまま進行しそうです。

最初の一戦で遊真・千佳の力を誇示しすぎたと気にする修。
だけどここは小南先輩の言うとおり、
B級中位程度で小手先の騙しを使っていっても仕方ないでしょう。

さて、オープニングですが、一部変更が入ってます。
歌自体は3月まではこのままでしょうから、
アフトクラトルの時同様、絵もそのままかと思っていたのですが。

オペレーターのエスカレーターの場面で、新しい人が追加され。
そして、何より、
「たとえ地球でキミだけが孤独になったとしても
ワタシはキミの味方になれるっ」の部分。

先週までは、ゼノ様が孤独に歩いていたところに、
リリスが後ろから飛びつき、ギーヴたちと相対する、という、
「孤独=ゼノ様、ワタシ=リリス」という構造でした。
今週は一人歩いているのは三雲。
そして、視線を変えると、嵐山隊、出水、黒いラッドなど
おそらく2〜3月で活躍するであろう人たちが。
ヒュースもそうですが、何よりインパクトあったのが唯我。
これらの人が「ワタシは修の味方になる」と
なるほどー、と笑ってしまいました。

まあ、ランク戦の敵もいるので、描かれた全員が全員味方では無いのですが、
A級の人たちは味方といっていいでしょうね。
もっとも、「ゼノ様にとってのリリス」的存在とすれば
修にとっては玉狛の人たちのほうがふさわしい気はしますが。

後半はほぼ原作どおりなのですが、
エルガテスの話をちょくちょく混ぜてきているのが印象的です。
確かに直前にあった出来事だから、無視するほうが不自然。

ヒュースへの尋問で、きぬたさんの台詞に瞳を黒くする遊真。
原作では「ふむ」だけでしたが、嘘に反応したことがわかりやすくなってます。
それと、「うさばらししたければすればいい」の台詞、
てっきりヒュースかと思ってましたが、遊真の台詞でした。
原作を見直してみると、確かに遊真の吹き出しの形です。

きぬたさんが修へ責める台詞、修が謝るとすぐに、
今後気をつけろよという感じになりましたが、
このあたり、きぬたさんが本当に性格が悪いわけではない様子が
よく現れていると思います。
菊地原も、一見性格悪そうで実際はそうでもないというあたりは同じ。

さて、しゃべるラッド登場。
100倍講座でも正体はネタバレという話でしたが、
「正体が存在する」ということを匂わせた時点で
原作未読の視聴者にもわかってしまいそうです。
単に「ラッドの突然変異種」と思う人もいそうですが。
まあ、ラッド捕獲の頃からずっと見ている人には、
この特徴あるしゃべり方で正体はわかってしまいますかね。




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