今回は玉狛と鈴鳴の2対2の対戦から、内容の濃い攻防の後、千佳の特大メテオラまでです。 ヒュースの足にグラスホッパー、村上の背中にエスクードを生やす発想、村上の咄嗟の曲芸、剣の軌道をずらす遊真。 さらには天井抜きの絵馬、階下にエスケープの絵馬、東隊の得意パターン、ダミービーコンの起動、と。 行き着く間もないオリジナリティ溢れる技の応酬で内容の濃い攻防でした。 そして千佳のメテオラが炸裂。 うっかりヒットで千佳に1点入りました。 千佳の記念すべき得点です。 アホ毛がちょこんと前に向いて青くなっている千佳。 トラウマになって何も打てなくなったりしなければよいけど大丈夫でしょうか。 ともあれ、東隊のアタッカーが一人消えたのは大きく、ダミービーコンが残っているとはいえ、玉狛が俄然有利になりました。 現在の得点は玉狛:影浦:東:鈴鳴で4:2:1:1で、東隊の逆転勝利の可能性も消えてはいませんが、 ダミービーコンが消えないうちに遊真かヒュースを倒さないと難しいでしょう。 ただ、逆に玉狛が3点以上取るのも難しいのは難しいです。 まあ東隊の残り二人を倒せばいいだけですが、東さんは今まで集中攻撃を受けた時でないと落ちていません。 逃げに徹することをされると生存点無しという恐れもあります。 東隊としては遠征が玉狛だろうが影浦だろうが関係ないので、あえて逃げるメリットは無いのですが、 お互い隠れながらの探り合いという展開になればどうしても時間がかかるし、 そういう状況でどう東さんを倒すまで持っていくかは見ものです。 もっとも、大前提としてこの試合で逆転しなくてはいけないという話では無いので、 メタ的にはあと3点取れない可能性も結構あると思います。 とはいえ、今回隠し玉だったヒュースも次の試合では相手チームに対策を立てられるでしょうから、 今のうちに得点を重ねておきたいのも確か。 どうなることか。次回も楽しみです。
□ ←第171話に進む
| 第174話に進む→
□ 感想のページ
□ WORLD TRIGGERについて語るページ