第197話「B級中位最終戦」


葦原先生の体調不良により、香取隊の事前の会話から那須さんの置き弾メテオラの部分が下書き状態でした。
お大事にして欲しいです。

さて、珍しく、玉狛が絡まない試合が詳しく実況されます。

団体戦である都合上、玉狛が絡む試合の中でも部分的には玉狛以外のチームのやり取りも結構描かれてましたが、
完全に無関係なものは珍しいです。

もちろん、主役チームが絡む試合の勝敗は、話の流れからある程度予想がつく場合が多いので、
こういった主役でもボス級ライバルでもないチーム同士の試合というのは、事前の予想がしづらいという点で興味深いです。

もっとも、センターカラーで那須隊4名が描かれたところをみると、那須隊視点でいくのでしょうか。
千佳も、日浦先輩のことが気になってる様子だし。

上位の試合と同時に開始されたのかどうかはわかりませんが、同時開始だとすると、
上位の試合が終了した時点で6人も残っているというのは、かなりのスローペース。
三つ巴の膠着状態があったようなので、その影響でしょう。

各チームとも、最終順位が上位か中位かということについて、かなり気にしているようです。
解説の一人が鈴鳴第一の村上。
鈴鳴も試合開始前までは上位の可能性もあったようですが、弓場隊が30点を取った時点で可能性が消滅。
難しい顔をしてますが、さぞかし残念がっていることでしょう。

那須隊はあまり可能性は無いかと思ってましたが、点数を見ると既に香取隊と並んでます。
思った以上の大混戦。
綾辻さんの言うとおり、生存点を取って勝利すれば、上位入りで有終の美の可能性も十分あります。
今回のプラス1点で、その可能性は大いに高まったといえます。

逆にいうと、弓場隊は厳しいところ。
生存点が無ければ残留濃厚ですが、近距離を得意とするメンバーが多いし、生存点が発生するならば
自主的なベイルアウトもなかなか無いだろうし、弓場隊が上位残留するには
「香取隊1点+生存点」「諏訪隊2点以内」「那須隊2点以内」というパターンくらいしか考えられません。

ストーリー的には那須隊が勝つ可能性が高いのかな、と思います。
香取隊は今回香取が若村の指揮に従う形になりましたが、
香取の持ち味が無くなったことを諏訪にも三輪隊にも批判されてますし、
個性・香取らしさを活かすのは大切だという感じの結論になりそう。

最後、スパイダーをどうするのか。
諏訪隊にはともかく、現状遠距離で優位に立っている那須隊に通用するかどうか。
次回どうなるか興味深いところです。




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